突然ですが皆さんはジョークはお好きでしょうか。
今回前置きが長いので本編からという方は目次の
ホテルジョーク集からどうぞ。
馴染みが薄いジョークの文化
日本のお笑いにも沢山種類があって
そんなに落語を聞いたことはないけど
おそらくジョークに近いものを挙げると落語だと思う。
というのも話の中の高度な言葉遊びという点では
なんとなく通ずるものを感じるがあるわけで。。
ただ落語は現代においてそこまで一般的ではではなく
漫才やコント等が一般的なお笑いを指すことが
多いのではないでしょうか。
海外の映画やドラマ好きな方は
たまに理由のわからないクサい台詞を含め
随所にジョークが散りばめられているのを
見かけることも多いと思います。
実際、海外の方とコミュニケーションを取る際
いかにウィットなジョークを飛ばせるかで
距離感の縮まり方が段違いで変わってきます。
自分はジョークが好きですがやはり
正しく理解するにはその背景、習慣、文化
語彙量、頭の柔らかさが大事なので
1度読んだり聞いたりしただけでは
「え？何が面白かったの？」
と思うことが多々あります。
更に英語だと尚更難易度は上がります。
それでもその意味が分かった際の
スッキリする感覚がたまりません。
ちなみに一部の動物は嬉しい時に笑うというのは出来ますが
ジョークのようなユーモアを理解して笑うというものは
人間だけに備わっている機能のようです。
ここで早速１つ有名なジョークを紹介します。
世界で１番笑えるジョーク
少し前の話題になってしまうのですが
2002年にイギリスのウェブサイト「ラフラボ」が
心理学者等の協力の元、ユーモアに関する社会文化的研究の為
70カ国40,000通のジョークを集めそれらを2,000,000人が
インターネット上に投票した結果選ばれたのが
イングランドの精神科医ガーパル・ゴゾール (Gurpal Gosall)の作品
There are two hunters out in the woods. And one of them falls to the ground. He doesn’t seem to be breathing and his eyes are rolled back in his head. The other hunter calls the emergency services. And he says to the operator. "My friend is dead! What can I do?" The operator says in a calm voice,"Take it easy. I can help. First, let’s make sure he is dead." There is a silence then a shot is heard! The hunter’s voice comes back on the line and he says, "OK. Now what."
森の中に2人のハンターがいた。
その内の1人が木から地面に落ちてしまった。
白目を剥いて呼吸をしている様子もない。
もう1人のハンターは救急隊に電話しオペレーター
「友人が死んだ！どうすればいい？」と言うと
オペレーターは落ち着いた様子で言いました。
「落ち着いて。まずは彼が本当に死んでいるかどうか確かめて」
静寂の中、一発の銃声が鳴り響いた。
ハンターは言いました「確認した、次はどうすればいい？」
皆さんはわかりましたでしょうか。
このジョークのポイントは後半電話をしたハンターが
オペレーターの「本当に死んでいるか確かめて」という言葉を
ハンターとしての習性で【死んでいるか確かめる = 確実に仕留める】
と勘違いして友人を撃ってしまうというところにあります。
そして何事もなかったように「確認した、次はどうすればいい？」
と答えるこの間の抜けた様子がこのジョークを面白くしています。
さて、大分前置きが長くなりましたが
大爆笑はしなくてもこういったジョークが好きな人は
これから紹介する実際に存在する海外ホテルのユーモアも
楽しんでいただけるかと思います。
海外ホテルジョーク集
ホテルでのマナーについて・・
これは人に対して直接忠告すると攻撃的になってしまうところを
あなたの犬＝あなた自身と間接的に伝えてる発想が
頓知が効いてて上手だなーと感心しました。
火事に遭遇した場合に備えて・・
あなたを助けることは私達の助けにもなります。
読まずに行動して取り乱してパニックになることは
救助の妨げになることを暗に示してますね。
津波が来たら・・
１．落ち着いて下さい
２．支払いを済ませて下さい
３．必死に逃げてください
※ 3は意訳してます。
ホテルに提案がある場合・・
ご意見ボックスのようですが
よく見るとシュレッダーになってます。
直接的ですがこのセンス好きです。
手は抜いていません・・
どうせベッドの下なんて見えないから掃除なんて・・
されてました(*´∀｀*)
こちらは別バージョン
ベッドの下にモンスターはいなかったので安全です！
しっかりチェックしてますよといったジョークが素敵。
お手洗いはどっち・・
男性は左へどうぞ
なぜなら女性はいつもright = 右 =正しい
お見事、と思わせる一言。
タオルを交換の前に・・
なかなか皮肉が効いている注意書きです。
見出しが「地球を救う」から始まり
「毎日100万ガロンの水が1回だけ使用された
タオルを洗濯するのに消費されています」からの選択肢
１．繰り返しタオルを使う場合は吊るしたままで
２．タオルを交換したい場合は床に
そして〆に地球の重要な資源を守ることに協力してくれてありがとう。
と書かれたらやはり躊躇いますよね。
素敵なホテルの備品は・・
その１
直接フロントデスクに伝えに来てくれれば無料で提供しますよ(・∀・)
これは日本人にとってはなかなか効果的なアイデア。
その２
私はこれをホテルから盗みました。
気付かず使ってたら赤っ恥をかきそうですね。
書くのは文字だけに・・（お上手！）
その３
あなたがホテルから持ち帰るこの石鹸は
とても最高のものです、どうぞ楽しんで下さい。
ゲスト用には使いづらいですが
皮肉だけどポジティブなジョークにニヤッとさせられます。
その４
シンプルで真面目な雰囲気のチェックリスト。
後半のKids（子供）もなかなかに面白いのですが
それを超えるSteal the toiletries（備品を持って帰る）
が文面のシュールさも相まって可笑しくさせます。
※こちらに関してはホテルであるものの確証はないのですが
1番好きな表現でしたので掲載してます。
まとめ
ホテルジョーク集は如何でしたでしょうか。
勿論海外でもある程度の苦情があるのかもしれませんが
こと日本に関してはニュースやSNSを見ていると
この手の遊び心は許容されにくい雰囲気があります。
特に接客業の中でもホテル業界は
常に顧客に高いサービスを求められているので
わざわざ一握りの笑いを取るために高いリスクを犯すような
そんな無謀なことはしないのが普通です。
日本全国には沢山ホテルがあるので
ただ知らないだけかもしれませんが
個人的にはこんなユーモア溢れるホテルがあっても
いいのではないかなと思ったりもします。
もしあったら教えてください(・∀・)
